●PLC監視端末装置(PW)とは
・PLC監視端末装置はシーケンサによる自動制御システムを遠隔監視、遠隔制御の行える簡易型のリモートメンテナンスシステムへと移行できます。
・監視内容
イベント監視は最大64点で[異常]と[状態]の分割が可能です。
アナログ計測は最大48点で[イベント異常(状態)時][定期][任意]といった収集が可能です。
制御出力は最大16点が可能で、制御確認として最大16点のイベント監視も利用可能です。
・主な機能
ダウンロード/アップロード/現状確認/遠隔制御/トレンド時刻収集/定時通報/イベント分割/状態イベント通報インターバル/イベント復旧通報/イベント時トレンド収集/トレンド自動収集など。
●PW Controllerの監視センタソフトウェアとは
・監視センタの監視現場数は最大で5ヶ所です。
・ダウンロード/アップロード/現状確認/遠隔制御/トレンド時刻収集などの端末間通信機能が
あります。
・4つのモニタによる現場監視が行えます。
①イベントロギングモニタ
イベントの状態と制御を時系列画面でリアルタイムに把握することができます。
②イベントステータスモニタ
異常イベント/状態イベント/制御イベントをパネル画面でリアルタイムに把握することが
できます。
③アナログトレンドモニタ
イベント発生時/定期収集時/遠隔時に収集するアナログデータを時系列画面でリアルタイム
に把握することができます。
④アナログステータスモニタ
収集するアナログデータをパネル画面でリアルタイムに把握することができます。
●システム構成例/施工例
・PW-CPU-V15 アナログ回線網専用端末を利用したシステム構成例・PW-CPU-DS1 アナログ・デジタル回線網併用端末を利用したシステム構成例
PLC監視端末装置(PW)の施工例
●システムで利用できるインフラ回線網
・拠点間で利用できる接続回線はシステム構成により異なりますが、主に次の回線が利用可能です。
・一般公衆回線網(モデムによるアナログ通信)
・ISDN回線網(TAによる64Kデジタル通信)
・FOMA回線網(FOMA携帯電話による64Kデータ通信)